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学会誌

2003 Vol.5 No.1 Japanese

目次

Japanese

English

原著

<基礎>

メタロエンドペプチダーゼ-FのHIVに及ぼす影響

目的:消炎酵素製剤として臨床使用されているPronaseの主要成分であるメタロエンドペプチダーゼ-F(Metalloendopeptidase-F, MEP-F)のin vitroにおけるHIV-1感染に対する影響を解析する。

長縄聰、泉泰之、高橋清実、佐藤成大、藤崎茂巳、藤崎恭大、三谷満昭、網康至、中村正彦、本多三男、仲宗根正、杤久保修、北村勝彦… 1

<臨床>

歯科医療器具の刺傷事故によるHIV感染の可能性に関する研究

目的:医療従事者の刺傷事故において,最も多いものは針事故であり,感染が成立する事故の大部分も針刺し事故である。また,医療従事者の中でも歯科医療従事者は,診療時に細かい鋭利な器具を使用することが多く…

茂木伸夫、千葉緑、比留間潔… 8

<疫学>

北部タイPhayao地域におけるHIV感染患者に合併するクリプトコックス髄膜炎に関する環境調査

目的:クリプトコックス症はHIV(Human Immunodeficiency Virus)感染患者の日和見感染症の一つとして重要な真菌症である。タイはHIVの感染率の高い地域として知られているが…

黒木美鈴、Cheseda PHICHAICHUMPON、安岡彰、Piphat CHIRANAIRADUL、帖佐徹、宮崎泰可、中村茂樹、柳原克紀、宮崎義継、朝野和典、石田裕、河野茂… 13

<社会>

米国在住日本人HIV感染者の医療・社会資源活用状況および性行動と薬物使用に関する研究

目的:米国在住日本人HIV感染者の医療受診,AIDS Service Organization (ASO) 等の援助組織の社会資源利用状況,及びHIV感染関連行動を明らかにすることにより,HIV感染者を対象とした医療,及び心理・社会的援助介入プログラムの充実を図る。

根本透、橋本充代、日高庸晴、岳中美江、鬼塚直樹… 17

エイズ診療拠点病院担当医師のHIVAIDS患者届出状況に関する調査―届出に影響を及ぼす因子の解析を含めて―

目的:わが国のエイズ診療拠点病院におけるHIVAIDS患者の診療担当医師を対象としたHIVAIDS患者の届出状況の調査と届出に影響を及ぼす因子の解析。

谷原真一、中村好一、橋本修二… 27

総説

免疫再構築症候群

服部俊夫、凌虹、岡田信司、芦野有悟、宇佐美修… 33

DefensinとHIVAIDS

山本直樹… 42

若者の性と保健行動および予防介入についての考察

池上千寿子… 48

トピックス

ICAAPがやってくる 第7回アジア・太平洋地域エイズ国際会議に向けて 第1回 明日にかける橋

宮田一雄… 55

学会印象記

第16回日本エイズ学会印象記

小島賢一… 62

理事会議事録

2002年度日本エイズ学会第2回理事会議事録… 65