HOME学会誌2003 Vol.5 No.3 Japanese

学会誌

2003 Vol.5 No.3 Japanese

目次

Japanese

English

原著

<臨床>

手術侵襲がHIV-1感染患者の生命予後と免疫に与える影響

目的:1985年から2001年の間の整形外科手術を行った血友病患者60例,のべ115件の手術・処置に対して短期的・長期的な手術による影響を….

竹谷英之、三上貞昭、河崎則之… 147

症例報告

<臨床>

Cytomegalovirus Esophagitis and Cokitis, Esophageal Candidasis and Amebiasis in an HIV Patient with More than 200/μl CD4-positive T Lymphocytes

Case : A 24-year-old Japanese man with HIV infection (a man who has sex with men) was referred to our hospital because of diarrhea, abdominal pain and high-grade fever.

Mihoko YOTSUMOTO, Naoshi NAKAMURA, Kiyoshi KITANO, Koji KAMIJYO, Kouji ORII, Kendo KIYOSAWA… 153

HAART中にGraves病を発症したHIV感染症例

目的:HAART開始31カ月後に急激にCD4+が上昇し、自己免疫疾患であるGraves病を発症したHIV陽性症例1例を経験したので報告する。

守谷研二、天野景裕、佐々木昭仁、山中晃、藤田進、内田泰斗、福武勝幸… 158

抗HIV薬により乳酸アシドーシス・ギランバレー様症候群を発症したHIV感染症の1例

目的:抗HIV薬はその有効性により、多くのHIV感染者に投与されているが、時に重篤な副作用が見られる。今回、抗HIV薬投与中に乳酸アシドーシス・ギランバレー様症候群を呈したHIV感染者を経験したので、その臨床経過と治療効果に文献的考察を加えて報告する。

江平宣起、橋野聡、山本桂子、米積昌克、千葉広司、近藤健、大野稔子、今村雅寛、浅香正博… 163

総説

HIV関連悪性リンパ腫

味澤篤… 169

MSM (Men who have sex with men) におけるHIV感染予防介入ープロジェクトMASH大阪について

市川誠一… 174

第3回ECC山口メモリアルエイズ研究奨励賞受賞研究

薬剤耐性HIVのin vivoおよびin vitroにおける研究

潟永博之… 182

HIV-1の細胞内侵入機構の解析およびI型インターフェロン産生細胞のHIV-1感染性とその免疫応答

米澤昭仁… 188

第16回日本エイズ学会シンポジウム記録

タイにおける取り組みと日本の協力

有吉紅也… 194

トピックス

ICAAPがやってくる 第7回アジア・太平洋地域エイズ国際会議に向けて
第3回 転がる石のように

宮田一雄… 197

理事会議事録

2003年度日本エイズ学会第1回理事会議事録… 202