2007 Vol.9 No.2 Japanese
目次
Japanese
第20回日本エイズ学会シンポジウム記録
日本ではHAARTが可能になってからほぼ10年になる。HAARTはHIV感染症・エイズの臨床経過を一変させた。患者の生命予後は著しく改善され・・・・
20世紀後半に顕在化したHIV感染症は全世界に広まり、現在も大きな社会的被害をもたらしている。この問題に対処するために、2つの開発研究・・・・
シンポジウム「転換期を迎えた在日外国人医療~治療アクセスを進める世界情勢の中で今求められること~」
日本でAIDSを発祥する人の4人に1人は外国人である。しかし、日本では外国人HIV陽性者を支援するための情報屋社会的資源が不足・・・・
昨年11月に開催された日本エイズ学会学術集会・総会は、第20回という節目の総会であった。我々HIV感染症治療研究会が日本・・・・
わが国ではすでにHIV母子感染の予防対策が確立しており、全国各地の産婦人科施設で実施されている。また妊婦HIV検査も、妊娠初期・・・・
PHAのメンタルサポートのセーフティネット構築に向けて : 検査で陽性告知を受けたHIV感染者をどう支援していくか
~保健所での検査と病院での術前ルーチン検査の事例を通して~
PHAのメンタルサポートについては、これまで各器官がそれぞれに工夫しながら園体制を作ってきている。今回のシンポジウムでは、このよう・・・・
2006年12月2日、第20回日本エイズ学会において、日本HIV/AIDS看護学会(JANAC)、国立国際医療センターエイズ治療開発センター・・・・
総説
Human Immunodeficiency virus(HIV)感染症は、非HIV感染者に比較して悪性腫瘍に罹患しやすい。厚生労働省で定められているacquired・・・・
原著
<基礎>
日本におけるHIV-1遺伝子型薬剤耐性検査のコントロールサーベイ
日本でHIV-1遺伝子型薬剤耐性検査を実施しているほとんどの施設は、国立感染症研究所が開発した方法を参考にしたin-houseの手法を用いて・・・・
臨床報告
<臨床>
HIV感染症の治療の問題としてHAARTの副作用がある。Combivirにより高脂血症を停止、フェノフィブラートが著効した症例を報告する・・・・
活動報告
<社会>
川崎医科大学附属病院におけるHIV抗体検査及びHIV感染者/AIDS患者の現状
岡山県内のエイズ拠点病院である川崎医科大学附属病院におけるHIV感染症診療の現状について報告する・・・・
研究ノート
<社会>
思春期の子どもをもつ親へのHIVと性に関するプログラムの実態
HIV予防プログラムの開発に活かすことを目的として、思春期の子どもをもつ親に対するHIVと性に関するプログラムを検討する・・・・
HIV医療の進歩の一方で、免疫機能は安定してもPMLやHIV脳症、脳梗塞等のために、身体障害や知的障害や認知症が残存して在宅生活が・・・・
第4回日本エイズ学会アルトマーク賞受賞候補者,ご推薦のお願い…173